過去俺

11/7 今日は快晴、暖かい一日だった。zoo団フィギュアの手入れ。今回もごりごり削っていた。電動リューターのモーターから微弱な振動が伝わっていたのだろう、もうへろへろ。2,3時間はぶっ通しでやっていたせいか腕がしびれている。腕が重く感じるだけでも、十分な疲労感だ。筋力もついちゃいそうだ。微弱な振動で筋繊維が剥がれていくとか、そういう映画的な効果が出ないように祈る。フィギュアは段々と形になってきた分、余計に気が抜けなくなってきた。良い刺激だ。

 コンビニを2軒まわってカードゲームを調べていた。イラストなどの仕事を受ける事が出来ないか調べる為に、会社を知りたかった。バンダイとコナミとブシロードとタカラトミーの名前を見つけた。そのなかでもモンスター的造形を必要とするものはタカラトミー以外の会社に見えた。あとはそれらの会社が、どこに委託しているかを調べれば良いのかな。そこからあやふやなんだけど、以前調べたときはどうもイラストの仕事をしている方々はもともと社員だった人が多いように見えた。カードイラストを卸している会社があれば、その名前は有名になっていると思うんだけど見つからないし、恐らく個人契約がメインなんじゃないか。その場合はやっぱりカードの販売元に電話を入れて、作品見てもらって、っていう順序になるよな。やっぱり直に行かないとダメかも。そうそう、休んでいる時に「なんかもう自分で企画販売とかした方がいいんじゃないの?」みたいな甘い妄想をしていたんだけど、あながちそうならざるを得ない状況になるかもしれなくて期待と恐怖が半々。

 BSのNHKで彫金の特集をしていて、明治の人だったかの作品があげられていたんだけど凄かった。なんかもう意匠をグッチャグチャに詰め込んでる巨大な香炉で、正直グロテスクなところまでいってる上に意味がよく解らない作品になっちゃってるものだったんだ。ただ、細部のぎりぎりのところまで気を抜いていない造形には深く感心した。遠目から見てグチャグチャで、近目で見てゴチャゴチャで、細部を見て繊細で大雑把になっていないその気の配り方は感服の一言だ。美は細部に宿ると聞くけど、美じゃなくて心使いを感じているんだな、あれは。ぎりぎりまで表現し尽くす姿勢を忘れていた。どこまでも丁寧にすることで、結果としてみる人の心のどこかに響く。また、歴史ある彫金だったから伝わりやすかったのかもしれない。長い間使われてきた表現だから、少し違うとアラがすぐに分かってしまう。だから細部まで表現し尽くす。それによって本質に近づこうとしていたのかもしれない。俺もまた丁寧にやることをおろそかにしないようにしたい。

 まぁ、その巨大香炉はめちゃめちゃフィギュア臭かったけどね。表現はとても勉強になった。

 

 

11/8 就職口を探す。大学に向かい昔あった求人を片っ端からあさった。見ないよりずっとマシ。しかしいよいよ作品もって連絡とって直にあって話をしなければならなくなってきそう。ポートフォリオも作品も随時更新していくのは、それはそれで面白そうなのでアリだと思う。

 以前連絡を取った会社が有償ボランティアで参加させてもらえるそうなので嬉しい。

 風邪を引いたかもしれない。体調を早く戻さなければならない。

 

 

11/9 風邪を引きそうだったので、パブロンを飲み強制的に沈静化。ニンニクのホイル焼きとネギとショウガのみそ汁をたらふく食べ、水分をよく取り、ひたすらに身体を温めていた。ようするに布団にずっと潜っていた。良くなりそうだ。

 有償ボランティアの詳しい内容を聞かせて頂いたので、より安心してむかえられそう。