書きための文

 しかしなんかこう文面全体から、陰湿な雰囲気を醸し出してしまうのはどうにかならんものだろうか。目線をうかがうような気弱な感じ。嫌らしさ、卑下する感じ。読み続けるとだんだん元気がなくなっていく。

 

 性格というか性分というか、そういったものがあまりハツラツ!としていないのかもしれないな。レバニラ!とかニンニク!みたいな勢いは無いかも。血がごうごうと身体の中を巡って、頭も身体もカッカしてエネルギッシュってのはそう多くならなかったし。

 かといって冷静に計画的にやってきたかというと、そんなことはないし。

 がつがつと進んでいく事はあまり無いな。そういった気も多くは起こらない。どこまでも無関心が一番近い気がする。いや、ちょっと違うか。関心が限りなく薄いというか。食事でいえば、全般に少し食べて、完食はしない、と言った感じかも。すぐお腹いっぱいになるから、それ以上要らないと。

 その場ですぐ満足しちゃうから、そんなに執着しないのかもしれない。また調べた内容が、スルスルと抜けていくんだ。笑えるほどに。負荷と判断してるのかな?

 

 あまり執着せずにどうでもいい感じに見えてきて、しかもそれが続くから暗く感じるのかも。

 

 とてもおとなしい赤ん坊に会った。親せきの子供なのだが、泣かない。笑ってばかりだった。手足をばたばたと休みなく動かして、視線もキョロキョロとめまぐるしく移っていた。

 興味の塊、と言う表現がぴったりくる。本当に何も知らない、常に違う世界を体感しているようだった。でもその動きが止まる事は少ない。一旦怖がって泣いても、すぐに目で追うようになる。

 あの姿を見ているうちに、怖いものは本当は無いんじゃないかと思い始めた。あるのは身体一つ。もちろん休息の場として親と言うものがあるわけだが、本当に失うものと言うのは命しかないと思えた。実に力の抜けた姿だった。あの子の頭の中では様々な感情が、高速で動きながらも混雑していたのかもしれない。だが、しっかりと見ていた。興味あるものを、泣いた後も再び見つめていた。その気の済むまで自分の出来る事をする姿が、真摯だった。人間の原動力を見た気がした。

 とかく理由を見つける事が上手くなった。と思う。やる理由、やらない理由。もうそういう事じゃない。興味がわいた、ということが、その時点でどれほど輝かしい事か。そしてそれを飽くまで消化し続ける事自体が、どんなエンターテイメントよりも刺激的で、どんなアートよりも心に残ることで、その人自体が素晴らしいことなんだ。

 だから、俺は興味を潰すような真似は極力しないよう心掛けたい。何げなく放った言葉で、興味の種は潰れてしまう。

 

 

 7/21 体裁を作ろうとしている。〜ぶろうとしている。頭がよいように見られるよう気をつけ始めている。それらは果てしなく気持ちの悪いオナニーだ。そしてその事自体が自然体であるように、見せようと動き始めている。良くない。頭の中も、気分もぐちゃぐちゃしていて非常に分かりづらい。でも確かなのは、ひたすらどうでもいいことを、権威付けようとする心の動きだ。とても卑しい事だぞ。軸を外している。人々が渦巻くスクランブル交差点の真ん中で、詐欺の勧誘をしているのと同じだ。形作る作らないの話しではなく、善悪の話でもなく、それぞれの良いところを探すと言う話でもなく、まさにあってはならないことだ。

 ちょっと落ち着いてきた。流せてきている。自然体であろうとか、ポジティブに(だけ)いこうとか、ちょっとづつ清濁を合わせなくなってきているのに気をつけよう。

 ツイッターは独り言だ。自分のつぶやきなんだぞ。あれは。お前が頭が良さそうに見えるとか、腑に落ちる言葉をつぶやこうなんて思ってたとしても、見てる連中にはなんの関わりもない。自意識過剰になっているぞ。たまたま、ネットに流した自分の思考に、他の人が交じっているだけだ。お前の考えを言え。その時の一言を。誰にも向かってない。お前に向かってくる言葉だ。過去の俺が未来のお前に気まぐれで残してしまったつぶやきだ。何の事は無い一言だ。好きに扱うんだ。色々と言い足りないが、眠くてしょうがない。頭もぼぅっとしている。こういう時にまとまったりはするんだけど、今日は無理だ。

 

7/22 一人でいる時間は大切。でも何かの集団に入っていたくなる時がある。今までは、学校や予備校だった。人によっては職場、友人関係になるのだろう。私にも友人がいるし、会おうとすれば会えるわけだ。しかし、何の為に集団にいるかと考えれば、恐らく自分の為になってしまう。他の人を利用するという意図ではない。ただ、何かの集団にいれば、その人間関係に沿っていくようになる。それは今までの自分とは違う価値観を得るようになることかもしれない。

 何だかよく分からなくなってきたけど、ようは一人でいる時間が長いと新陳代謝が悪くなる。新しい考えに触れる事が少ないし、直接何か言われることもない。自分一人で完結してしまうから、独りよがりになっていってしまう。相手の機嫌をうかがうとかそういうことに気をつける必要は必ずしも無いけど、相手に対して誠実に答えられなくなってしまいそうなのが怖い。やはり何らかの形で、ほぼ日常的に会話、もしくは会う事の出来る場が欲しい。そして自分から進んで入っていくしか無い。でも今の俺が進んでいけるところはどこだろうか。