世の中って

つかみづらい言葉ですね。

 

この間調べものをしに、図書館に行ったんです。

 

目的のものをいくつか見て、ついでに他の本もあさったんですが…。

 

あさりはじめて10分位したら、なんだか猛烈に疲れてしまったんです。

 

なんだか、余計な情報に振り回されてしまったようです。

 

例えるなら、文字の海に投げ出されて、そのままもみくちゃにされてどこまでも流されてしまうような、そんな感覚でした。

 

それから、自分に必要なものっていうのは、やはり周りの状況から自ら感じ取っていかないと、まったく身についていかないものだとも思えました。

 

本を読むのは、いざ自分が相手に分かりやすくモノを伝える時の、言葉を見ているのであって、自分が欲しいものは実体験しかないと、本を読んでいて感じたのです。

 

もっとたくさん色んなものに出会い、何か感動を得なければ、つまらない感想しか持てなくなると言うのは酷です。

 

ただ、なんというか、その感動を得なければならない範囲がとてつもなく大きくて、少しひるんでしまいました。

 

だから物書いて生きてる人とか、ばりばり絵が描ける人って、凄いなぁと思うんです。

 

やっぱりもの作ってる人達は、なんつうか人生経験が豊富なんじゃないかと。

 

サイヤ人みたいな体質なんじゃないかと。

 

ますます、自分は毎日怠惰に生きてきたんだなぁと、打ちのめされそうですよ。

 

どうしようかなぁ…、本当に参りましたよ。

 

なんでたかが本を見にいって、ここまで打ちのめされにゃならんのだよ…

 

そして、日曜の夜になってから、「明日どこか遠出してみるか」とか欲が出てくるのか。

 

もっと早めに来なさいな。